Ending
───我々は今一度、自己と正しく向き合うべきだろうか。 【概要】 形式：CoC6版／タイマン(ソロ)×カウンセリング×半シティ 推奨技能：《RP》《精神分析or心理学》《目星》《聞き耳》 所要時間：ボイセ4時間程度(RP量により変動) 推奨探索者：一般的な倫理観を持っている。 あなたは小さなクリニックで働く臨床心理士だ。 最近、自傷行為を繰り返す17歳のクライエントを担当し始めた。 「どうしても、自分を殺したくなる時があるんです」 「先生にもこういう経験、ありますか？」
【注意】 ・本シナリオは心の病を抱えるKPC(NPC)との対話をメインとしています。 避けられないセンシティブな話題や展開にご注意下さい。 ・純粋なハッピーエンドは存在しません。 ・シナリオ内の用語や流れは全て独学の範囲のものです。ご了承下さい。
【導入】 分厚い雲が雨を降らせている。窓越しの水音はどこか心地良く、今この瞬間を静かに彩っていた。 本格的な夏に差し掛かろうとしている季節だが、殺風景なカウンセリングルームは暑さと無縁だと言える程に冷たい空気で満ちている。 らしさを挙げるとすれば、少しの不快な湿気くらいだろう。 時計の針が午後3時に傾く頃、ゆっくりと扉が開かれる。 僅かな隙間から顔を覗かせたのは、線の細い17歳の少年/少女『KPC』だ。 彼/彼女はあなたと目が合うと、少し緊張した面持ちで会釈をし、控え目な動作で室内へと足を踏み入れた。 「…先生、こんにちは」 小さな声で呟かれたのは、あなたと会話を始める合図だった。
【内容】 シナリオ本文 少年/少女(約24000字/43P).pdf 補足資料.pdf NPC画像 少年/少女.png×4 その他画像.png×2 旧トレーラー.png×4 新トレーラー.png×2
【更新履歴】 ＊2022/07/08 シナリオ公開 ＊2023/06/30 ♡1000記念 アップデート 修正：誤字、一部描写、ソロ用NPC表情 追加：本文(少女)、エンド描写、NPC差分×3、NPC♀×4、 新トレーラー×2、補足資料追記、その他画像×2
【権利表記】 本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION